このブログのネーミングとなっている
『STRANGER THAN PARADISE』。
ご存知の方も多いかと思いますが、同タイトルの映画がありまして
もちろん僕もこの映画は大好きな作品のひとつです。
監督はジム・ジャームッシュ。個性的なオムニバス映画や
モノクロ映像でオフビートな作品を多く撮っている監督です。
中でも『STRANGER THAN PARADISE』はかなり個性的な作品。
男女3人が日常から逃避行をするというストーリーなのですが
なんでもないような場面を淡々とつないだだけのような展開で、
初めて観た時はあっけにとられてしまいました。
でも、モノクロのシーンはどこをとってもスタイリッシュ。
それぞれの淡々としたシーンには、いろんな解釈ができて
観れば観るほど味わいが感じられるのです。
普通の映画では無駄な場面として削られてしまうはずの
「間」というものが、この映画では作品の質を深めているのです。
後にも先にもこんな映画はなかなかありません。

写真はウチにあるストパラグッズたち(?)
Tシャツの上にあるのがDVD、右はサントラCDです。
さらに実家にはベータのビデオソフトがあります。
-はい、ここでバッキーのマニア知識のコーナーです-
邦画では、サイレントっぽさとモノクロ映像を生かした傑作として
濱マイクの生みの親・林海象監督デビュー作「夢見るように眠りたい」
(昔、浅草の名所で今は無き仁丹塔が出てきます。主演は佐野史郎)
もしくは石井聰亙監督・浅野忠信主演の「ユメノ銀河」があります。
(「ユメノ~」の原作は大正のミステリー作家・夢野久作「少女地獄」)
この2つも素晴らしい隠れた名作です。興味のある方はぜひ!
とにかく『STRANGER THAN PARADISE』は魅力あふれる映画。
このブログも負けないくらい魅力あるモノにすべく頑張ります!
追伸
ジャームッシュ監督の映画でもうひとつ好きなのがコレ

ジョニー・デップ主演の「DEAD MAN」。
行きがかり上、さすらいの旅をするハメになってしまった男の
ちょっと異色なロードムービー。デップファンは文字通り必見です!
ちなみに、このDVDはDVD黎明期のモノなので
チャプターが1箇所しかなかったりします。